オオカミさんとシリーズ

もしも私がCMを作る〜なら この想いを CMにして きみ〜を振り向かせたい? EnjoyCM! 特に意味はない。



最近楽しみにしているライトノベルオオカミさんとシリーズ」です。

オオカミさんと七人の仲間たち (電撃文庫)

オオカミさんと七人の仲間たち (電撃文庫)

もともと表紙買いをしたものなんですが、最初に買った1冊がなんと4巻。 読んでるときはまさか4巻だとは思いませんでした。 1話ごとに区切りがつき、メイン以外の登場人物がわりと入れ替わるのこと。 また、作者視点の地の文に反応するキャラクターが多かったため、多少人物紹介がずさんでも、そういうものかと思っていたため、あとがきを見るまで気づかなかったのです。


お話は、童話や昔話をモチーフにしたもので、登場人物たちもそれらの話から出てきたような名前をしています。 主人公は森野亮士(森の猟師)で、ヒロインが大神涼子(狼)。 そのまんま浦島太郎なども出てきますが、作者の独断と偏見でありえないようなキャラになっているものも居ます。
童話や昔話がモチーフなので、ほんわかした話が多いです。 おなじくらいバカな話もありますが。 なにせ主人公が視線恐怖症という面白設定です。 子供のころから同年代の遊び相手が居なかったことと、森で狩りをしていたため野生動物などの視線を敏感に察知できることが影響しているらしいです。 視線を受けないように周囲に溶け込んだり、他人に気づかれないよう気配を消したりというレアスキルがあります。 うっかり視線を受けると「やめてーみないでッスー」と面白いことになり、さらに視線を集めるという悪循環が発生したりします。 主人公としてどうなんだ? まぁなんだかんだで成長し、多少の視線は我慢できるようになってきてるので主人公っぽいです。 最新刊「オオカミさんと洗濯中の天使の羽衣」ではろくでもないですが。