五月雨

心に残る漫画です。

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)

「ほしのさみだれ」と読みます。 これは今6巻まで出ていますけど、全部の巻で泣きました。


お話は、悪い魔法使いが“ビスケットハンマー”で地球を砕くのを“獣の騎士”が姫を守りながら止めるというものです。 獣の騎士というのは10人いて、それぞれの獣に力を与えられます。 主人公は「トカゲ」の騎士です。 すごいですね、主人公の相棒がトカゲというのはどうなんでしょう? ここまで読むとファンタジー万歳な世界だと思われるでしょうが、普通の世界です。 普通の世界なのに突然トカゲが「世界を救う手助けをしてくれ」なんていわれりゃ混乱しますよね。
しかしこの主人公はやる気がありません。
「手助けをしてくれということは戦うのは僕なんだろ?そんな危ない真似してたまるか」といいながら拒否。

あげくこんなことしちゃいます。 それにしても名言です。
「よくある巻き込まれ型のお話の主人公は相手にペース握られるからダメなんだな」
いろんな主人公連中に言ってあげてください。 巻き込まれていい思いできるんだから嘆いてるんじゃねぇよ!(違


普通姫と聞けばか弱いイメージですが、この話の姫は十分戦う力がある、というか主戦力です。 その姫は「この地球を砕くのは私の拳だ」と魔王宣言。 トカゲの騎士に忠誠を誓わせ、星を砕く物語に巻き込みます。 結局巻き込まれました。 がんばれノビタ!(違



これを書こうと思って1巻読み直したら泣いてました。 とにかくオススメです。