シンケン＆ディケイド劇場版ネタバレ - 浅間和樹（仮）の拘置所日記

見に行ってきました。シンケンジャーは３Ｄ版を見たいと思ったりもしましたが、少し料金が高いことと、実家に帰る途中の劇場では３Ｄ版が上映していなかったのであきらめました。ちなみに９日の放送分はまだ見ていません。見てから行くべきなのかも、と思いましたが、公開日的には問題ないはず！

さーて、さっそくネタバレですよ。

侍戦隊シンケンジャー銀幕版天下分け目の戦
いきなりクサレ外道衆との戦が３日目という。クサレなナナシ達は布地が黄色じゃなくて紫になっています。やたら強く数も多いため、水切れの間だけがシンケンジャーに与えられた休息となっている。そんな状態では劣勢なのは当然。そんな中、クサレ外道衆の頭目「脂目マンプク」を封印した初代秘伝ディスクの所在が判明。しかし敵陣の中。龍ノ介とことはのアイディアを求める殿。ずれた発想が必要なんだ。（水）＜ぇ、私はそれほどずれてなど･･･（土）＜うち、リューさんほどずれてへんけど、がんばります！（水）＜ソ、ソウ？龍ノ介アホス。
封印されていたマンプクが復活したのはドウコクの力が増しているおかげ。マンプクはえらそうに親権ジャーを倒したら現世はくれてやるとか、家臣には褒美をあたえねばねとか言っちゃいます。ドウコクに聞かれても冗談ですよ、と飄飄とした態度です。三途の河の３人はこれで出番終了。
考え付いた潜入案。夏休みの工作的なナナシコスプレで潜入、さらに酒樽でどんちゃんさわぎ。「ナーナー！」とか鳴きながら酌をして、「ナアアアッ！」で乾杯。笑いをこらえるのに必死でした。そのすきに殿とピンクがディスクをゲット。その錆びたディスクを再生しても「正しく相応しき者、力を目にす」というメッセージのみで、封印のヒントは得られず。千明が再生された初代シンケンレッド・志波烈堂に叫んでも、映像だけなので意味ないです。最後の切り札がこれでは、へこむ。と、そんな寺に二人の子供が。「たすけて」と神頼み。お願いされちゃったね、と志気も高まり出陣！しかしあの子たちはどうやってクサレ外道衆の陣地の寺にお参りに来たのか・・・。
侍の本分は討ち死にに非ず、狙うは脂目マンプクの首！馬、１話以来の召還。馬上で名乗り。馬アクション大変そうである。マンプクごときにシンケンレッドを倒されるわけにはいかんと、十臓が殿に向かおうとする。それをとめて金色が一騎打ち。馬を下りて殿の道を作る４人、白馬にのったお殿様はそのままマンプクのところへ。志波家１８代目頭首、シンケンレッド・志波丈瑠！参る！クサレ外道衆頭目・脂目マンプク！受けてたつ！ワイヤーアクションで派手っぽいですが、烈火大斬刀を上空から振り下ろすシーンが、ゆっくりした落下になってしまい迫力が欠けてしまった気がする。ワイヤーアクションって、アクロバットには補正されますが、重さや速度がなくなる気がします。そしてピンチ。初代シンケンレッドの言葉を繰り返し「力を目にす」目にしたようです。マンプクの左肩に「力」の形の傷が。そこに錆びた秘伝ディスクをつけたシンケンマルを突き立て、本当の力を手に入れます。キョウリュウマルを手にしたシンケンレッド、羽織りがつきます。インロウマルでパワーアップしたときと違い、布地が赤いです。こっちのほうがかっこいいかも。キョウリュウマルのびーる。マンプクも二の目。十臓は金色にレッドを死なせるなよ、と言い残し帰る。しかし海老ちゃんは最初に戦ってぼろぼろなので使えません。しってていいやがったなー！？
テンクウシンケンオーのダイシンケン天空唐竹割りで一閃すると、メタボなマンプクが割れ、青くなります。腹の蛇に苦戦。初代シンケンレッドと力を合わせる、ということでダイシンケンがキョウリュウマルに。リョウリュウマル、独走してマンプクの蛇を噛み切る。剣なのに刃じゃなくて口で切るとは・・・。そのときのキョウリュウマルの足、インロウマルがつく部位っぽいところがキョウリュウシンケンオーの５色の兜になります。ずばーんとフィニッシュ。勝利の３本締めだぁ。
ＥＤ、みんなで歌おう、といって映ってる役者が歌っているようです。五つの〜本気を〜♪という歌詞のところで、源太が「６つ！」とか叫んでる。季節にあわせて衣装が変わったりしてましたが、細かく見れませんでした。あとでパンフレットを見たら、面白い格好をしていたらしいので、残念です。またねーでおわり。
上映時間が短いので仕方ないんですが、いきなり始まっていきなり終わりましたね。クサレ外道衆が出てくるあたりとか、徐々に疲弊するシンケンジャーとかを描いてればもっと面白かった気がする。立ち回りばっかりだったので、少しはなしが薄いと思ってしまう。まぁ面白かったんですけどね！

仮面ライダーディケイドオールライダー対大ショッカー
いきなりスタジアムにてライダーバトル、ディケイドｖｓアマゾン。ＴＶ放送で共演するんじゃないのか。ワープで森の中へ移動。ｶﾒﾝﾗｲﾄﾞｩﾋﾋﾞｷｨ! 口から火を吐いたり、音撃棒だしたり。キックの打ち合いでディケイドが勝ったようです。
三日前、こっちもか。写真をとってきた士、ボケてないので自分の世界かもしれません。今回の世界の絵は何かの家です。その家の写真がなぜか玄関に飾られてました。士と同じコートの男と女の子が映っています。士の記憶が微妙に戻って、その家に行きます。コートの中にカギ、扉をあけるのを一瞬躊躇しながら入ります。それにしてもこのコート、草加を思い出す。家の中にはピアノを弾く女の子。お兄ちゃん！？そういえばカブトの世界で「妹がいたきがする」とか言ってましたね。しかしそこまでは思い出してないらしい。１０年前に両親は死に、１年前にすぐ戻ると言い妹を残し旅に出た士。親父からもらったカメラがありましたが、なぜ士は別のカメラで旅に出たのか。執事さんが妹の面倒を見ていたらしい。外を見れば消える民家、最強のライダーをきめなければ世界が消える。士が世界を渡ったことで世界をつなぐ橋が出来、ライダーバトルが可能になったということらしい。月を見て記憶を取り戻す士。執事の名前も判明「月影」･･･おいおい即バレですよ？
ライダーバトル二戦目、ディケイドｖｓＲＸ。光るリボルケイン。廃工場にワープしてのバトル。ディケイドのブラストに対応してロボで射撃。ｶﾒﾝﾗｲﾄﾞｩｶﾌﾞﾄｩ! ｸﾛｯｸｱｯﾌﾟ! カブト便利ーとおもったらバイオにつかまる。しかしｶﾒﾝﾗｲﾄﾞｩﾌｧｰｲｽﾞ! ファイズのクリムゾンスマッシュでディケイドの勝ち。ちなみに実況がディケイドライバーの声の人です。お疲れと言いオロナミンＣを渡すユースケ。いずれ戦うことになるんだぞ、という士の言葉に「そのときは俺が倒す」とサムズアップ。小野寺と五代は違う“ゆうすけ”なので、自然な演技以外にサムズアップはしないようにするとか役者が言っていたけど、これは脚本側の要求かな。ライダーバトルは続いて、クウガｖｓＸでドラゴンフォームでロッド対決。龍騎ｖｓゼクロス、ブレイドｖｓストロンガー、イクサｖｓスカイライダー。パンフレットには龍騎vsゼロノスとなってましたが、さすがに見間違えませんので誤植だと思います。鏡に膝爆弾投げてたもん。それで６人のライダーが決まり、３対３のチーム戦。自称シード、ナマコ登場。ギギの腕輪しか盗れなかった。かえしてやれ。ディケイド・ディエンド・クウガｖｓＶ３・スーパー１・ＢＬＡＣＫ。スーパー１がやたら強い。途中ナマコが噴水ブラストしてインビジ逃げ、ディケイドをかばってクウガが変身解除したり。３対１になって３人のライダーキックをFARﾃﾞｨﾃﾞｨﾃﾞｨ＋ARｲﾘｭｰｼﾞｮﾝで見事迎撃。これで最強ライダーはディケイドになりました。
これで思惑通りですね。崩れるスタジアム、下から出てくる城。ショッカーのマークである、双頭の鳥(？)の胸に「ＤＣＤ」と書いてあるマーク。たくさんの怪人の中、とらわれたユースケとなつみかん。大ショッカーの首領を紹介しよう！「なつみ、大丈夫かい！？」ジジィ登場、まぎらわしいと地獄大使にどつかれる。なんだ、ギャグパートか。「地獄大使よ、だれに向かって口を利いている････」ん、じじぃのホラか？と思ったが、マントが飛んできてジジィに装着。「我こそは死神博士なるぞ」まじでかーっ！？お気楽世界の住人が幹部だとーぅ！？今度こそ大首領の登場。階段を下りてくるのはライダージャケットを着た士。最強のライダーが決まり滅びる世界は止められたので、次はすべての世界を征服しに行くようです。消滅よりマシだろう。それにしても、怪人たちもイーッ！って叫んでると思うと滑稽。歯向かったユウスケとなつみかんを落とし穴でポイ。
士の妹、小夜ちゃんに話を聞きにいく二人。十年前の両親の死から、世界のカーテンを見れるようになった。そのカーテンを兄は越え自由に遊び、妹は越えれず部屋に篭る。兄さんは旅が楽しいだけ、私のことなんてどうでもいい！そばにいます、とわかりやすいほどに悪いポジションの月影。小夜の持っている黒い石のペンダントは「地の石」という暗黒パワーをどうにかしちゃう物らしい。シャドームーン様きたああああああ。あぁ、まじでかっこいいなぁこいつ。なつみかんを逃がしてダークパワーを浴びるユースケ。
最強ライダーを決めたはずなのに滅びに向かってることに気づく士。そりゃそうさ、崩壊とライダーは関係ない。妹と月影が士を攻める。妹は大神官ビシュム、大首領の椅子は創世王たるシャドームーンがふさわしい。うん、ディケイドが椅子にすわってても微妙だけど、シャドームーンなら様になる。エンブレムのネックレスをちぎられ、斬られ、落とし穴へ。そこにきたユースケ、ライジングアルティメットクウガへ変身。地の石の力で操られたすさまじき力を持った戦士、目が黒い。えらい金色で、トゲトゲしててうざったいですね。せめて大きい角のぎざぎざはやめてほしい。士逃亡。
ひとりぼっちになって写真館でうずくまるなつみかん。雨の中扉をたたく士。なにしにきたんですか、帰って･･･ください。俺の帰る場所はここしかないんだ･･･。私の世界に逃げ込まないでください、ずっと信じてた、でも裏切られた。あなたは酷い人です･･･。雨の中、去っていく士。このへんの台詞回しがよくてちょっちテンションあがった。ＲＸの世界で言ったばっかりの、帰る場所は写真館です、をごっそり否定。それほど士が世界の破壊者だということがショックだったのね。
ショッカーによる世界征服活動開始。打ち上げられるショッカー戦闘員。空中できれいに方向転換し、足から煙をだしながらロケットのように突撃。真・自爆テロ。不謹慎だろうｊｋ。でもタイツの男が足から煙を出して突っ込んでいく姿はギャグにしかみえない。怪人たちも暴れ放題。逃げる人々の中になつみかん。１話で逃げ惑っていたときと同じ衣装かな？鳴滝登場、なつみかんの手を引いて「君を助けたい」しかし逃げた世界にもショッカーの魔の手が。魔の手って単語が古くさすぎてちょっと笑った。戦闘員の中にナマコがまぎれてました。ナマコは士の正体を知っていました。ディエンドライバーも大ショッカーから奪ったものらしい。
へたれてる士に歩み寄る男、結城丈二。士をぶん殴り、貴様に右腕を奪われた男だ、今度はお前から奪いに来た。妹も仲間も失った士は無抵抗。よくあるシーンで、殺す価値もない。そこへ怪人たちがぞろぞろと。告知に使われていた映像が流れ、立ちはだかる結城丈二。しかしマスクをかぶるわけでも、名乗るわけでもなく、シーン転換。
君たち雑魚ライダーも妥当大ショッカーに・・・と勧誘するナマコ。しかし相手が王蛇とキックホッパーでは・・・。イライラしてたから、地獄を見せてやると、大ショッカー側につく二人。怪人の襲撃から逃亡しようとしたら二人が妨害を始めました。ｶﾒﾝﾗｲﾄﾞｩﾊﾟｧﾝﾁﾎｯﾊﾟｰ･ｶﾞｧｲ･ﾗｲｱｰだめ、そいつらじゃその二人に勝てない！行くぞナツメロン。なつみかんです、ってちがいます！やっぱ君らもお気楽世界の住人なんじゃないかな。余裕ありすぎだろう。ジャーク将軍率いる怪人軍団にかこまれてしまうナマコとミカン。復活した士が登場。俺はすべての世界に拒絶された、どの世界も俺の世界じゃない。つまり、全部俺の世界に出来るってことだ。俺の世界は、俺がカタをつける。大ショッカーは俺が潰す！普通に立ち回って、ﾃﾞｨﾃﾞｨﾃﾞｨﾃﾞｨｴﾝﾄﾞでジャーク将軍を倒す。
酒盛り中の地獄大使と死神博士。その実態は！地獄大使はお酒でうがい、ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ･･･ガラガランダ。死神博士はスルメとビールを両手に「イカでビール･･･いかでびーる･･･イカデビル！」ダジャレかよ！やっぱお前らお気楽世界の住人だったんだな！実態を表す前のほうが強そうだし･･･。ディ組を迎え撃つ大ショッカー。乱戦。ディ組の後ろにワープが発生。ﾌﾞｫｫﾝ！ＣＭのアレ。みんなが並んでカメラが何度か往復し全員が走り出すときに、ファイズだけ先に動きました。みんなが止まってた状態から一斉にダッシュするなか、一人だけ早く体制を崩し、さらに手首を振る動作をしたのでダッシュ自体はみんなより遅く始まるというアピール具合。みんな台詞がない中「俺参じょ･･･邪魔すんな！俺、参上！！」と戦闘員を台詞の合間に蹴ったりしながらフリーダムな電王。一斉に砂利山を転がり落ちていく怪人たちのシーンは若干コミカル。カブトとＲＸが攻撃してダメージを負ったガラガランダに１号２号のライダーダブルキック。ディ組・電王・キバ・Φ・剣ｖｓイカデビル。 FFRﾃﾞﾝｵｩけっこーいてぇんだぞ！ FFRΦ剣キバ。ディエンドがブレイドブレードを、ディケイドがファイズブラスターを、モモタロスがキバアローを構えて俺達の必殺技、ファイナルアタックバージョン！「俺達の」はイマジンたちの仲間的な意味だけにしてほしかったなー。ていうかモモタロスでしゃばりすぎ。ほかのライダーがしゃべらない事が目立つ。 FFRから戻るときの着地が３人ともかっこいい。３人とも構えが低いので、着地で膝を曲げてそのまま構えたからだと思う。構えた理由は金色のあいつがやってきたからです。ぼっこぼこ。ライジングアルティメットどんだけつえぇんだよ。クウガ越しに会話する兄妹。何時までもえさを運んでもらうつもりか、お前も飛べる。俺と一緒なら！飛べないと縛る月影の言葉を振り切り、地の石を砕く小夜。クウガ変身解除で元のユースケにもどりました。シャドームーン登場。シャドームーンつえぇ。ディケイドより圧倒的につよいﾗｲｼﾞﾝｸﾞｱﾙﾃｨﾒｯﾄｸｳｶﾞとﾃﾞｨｹｲﾄﾞの２人をあいてに余裕です。･･･操られてないユースケは雑魚いってことか。ディケイトとクウガのピンチに遠くからバイクが。士＜緑のライダー･･･？影＜黒のライダー･･･？士＜黒？緑だろ。「俺は仮面ライダーダブル、おまえの罪を混ぜろ」自信がないけどそんな感じのきめ台詞っぽい。ｻｲｸﾛﾝｼﾞｮｰｶｰからﾋｰﾄｼﾞｮｰｶｰ、ﾋｰﾄﾒﾀﾙへと明かされてる全部の変身を見せてくれました。シャドームーンぼっこぼこ、城の外壁に貼り付けにされました。やるだけやって帰るＷ。おいしいとこ全部持っていった！？告知にもあった空から振る２５のライダー。ライダー流星群で大ショッカーの基地は壊滅。瓦礫の中からキングダーク。で、でかい。ディエンドのとっておきのお宝、Ｊ！Ｊが倒れこみ、下敷きになりかけるライダー達。ﾌｧｲﾅﾙﾌｫｰﾑﾗｲﾄﾞｩ何する気だ。痛みは一瞬だ。ﾃﾞｨﾃﾞｨﾃﾞｨﾃﾞｨｹｰｲ！ディケイドが巨大なディケイドライバーにファイナルフォームライドした！Ｊがそれを装備し、巨大ディケイドコンプリートフォーム。ﾌｧｲﾅﾙｶﾒﾝｱﾀｯｸﾌｫｰﾑﾗｲﾄﾞｩなんという雑な組み合わせ。全ライダーが飛び、それぞれのカードになってディメイションキック。
ライダー達はそれぞれの世界へ。みんなが振り返り歩いていく中、３歩くらいこちらを見たまま後ずさったストロンガー。ナマコはアマゾンに腕輪を返却。ﾃﾞｨｴﾝﾄﾞ、ﾄﾓﾀﾞﾁ。でも盗んだのそいつだからな。ワープ前に友情出演の賀集とてつをが一言ずつ。さらにモモタロスまで一言。「もう呼ぶんじゃねぇぞ。ちょーいそがしいんだからな」それは中の人的な意味なのか、超電王的な意味なのか。後者には前者も含まれてるけどな。妹も一人で旅に出ることにしたそうです。イカとビールはもうこりごり、ってジジィ生きてる！？別人なのか、なんなのか。みんなでめくる写真の背景、光り輝く次の世界へみんなで行こうって事かな？とくに意味ないか。
それにしても、せっかくの全ライダー共演なのに、共闘具合が薄かった気がする。それぞれ一人ずつ戦うシーンをやって、地獄大使と死神博士を倒すために共闘しただけだもんな。もっと雑魚を減らして、幹部じゃないにしてもそこそこ強い怪人を出して、それぞれに３〜４人ずつで相手をすれば共闘感が出たと思う。特に、ディ組が共闘したのは平成ばっかりというのがいけない。それこそ１号２号と組むべきだと思う。ディケイドが主役で全ライダーがゲストなら、そこに行くべきだろう。ちなみに、前回の雑記で書いていたネタバレは「ディケイドは大ショッカーのライダー」て事でした。それを聞いて、改造された恨みなどで「大ショッカーは俺が潰す」と言うと思っていたんですが、えらい違いましたね。でも、流れとしてはそっちのほうが熱いかと思うんだけど･･･。ていうかダブルにぜんぶ持ってかれすぎでディケイドの映画って感じがしないんだよ。共闘して強い敵を倒すんじゃなくて、やってきた強いやつが強い敵を倒すという他力本願。まぁ新作の告知も含めてらしいから仕方ないんだろうけどね。２００９年１２月にＷ＋ディケイドで映画やるっぽいので、そっちに期待。それにしてもＷのデザインがまだ慣れない。

相変わらず映画の感想は時間がかかる。見ながらじゃなくて思い出しながらだからか。